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 12月12日(金) 世界遺産の街ゴスラー市内

 

 ランメルスベルク鉱山と古都ゴスラーは、1992年に世界文化遺産に選定されています。

 今日は、もう食堂の場所は分かっています、食事の後、部屋に戻る途中に他の廊下を見て歩いたら小さな食堂のような部屋がありました、以前はここが食堂だったのでしょうか、少しずつ規模を拡大しているのかな、という感じです、堅実経営ですね。

 今日は、ハンザ都市でもあったゴスラーまで行きます、鉄道駅の窓口で切符を買って(往復2人26.40EUR)、次の列車を待ちます、キオスクが開いていたのでぶらぶらと一回り、雑誌やら雑貨やらの品揃えは日本と同じか、向かい側のお店のウインドウには、汽車の模型やお土産品が並んでいますが、こちらは閉まったままです、やがてアナウンスがあり列車が来ました、空いている車両なので中の方まで進んでいくと、向こうからは老夫婦が乗って来て斜め前に座りました、手話で話しをしています、検札の時には何か手帳を見せていました。

 車窓から鉱山の古いベルトコンベアが見えてきたら、駅に到着です、ホームからそのまま駅前はバスターミナルになっていました、ホームの時刻表で帰りの大体の時刻を調べると、一時間に一本ずつ位はあるようなので、安心して街の中心に向かって歩き始めます、歴史のありそうなホテルが建っていますね、メイン通りの入り口には太っちょな人形のオブジェ?が立っていますが何なのでしょう、横のノイヴェルク教会は閉まっていて入れませんでした。

 ヤコブ教会は、祭壇の手前に一枚の布が下りていて、中が見えませんでした、教会横の広場には市が出ていて、八百屋さんや肉屋さんやいろいろなお店が並んでいます、皆トレーラーを車で引いて来るようですが、電源だけは別に取るようで、ケーブルが通路を横切っています。

 

 

 

 

 さらに歩いて、市庁舎前に出てくるとマルクトで賑わっていました。

 塔の下に皇帝の像がある古い建物が、市庁舎かと思ったら、こちらは昔のギルドハウスで、今はホテル・カイザーヴォルスだそうです、横にあるアーチの白壁が市庁舎でした。

 どこのマルクトに行ってもグリューワインですが、大体皆同じ値段なのに、たまたま、ここで飲んだお店のはちょっと高かったです、高級がウリなのか、カップも白いのは珍しいです、持って帰りたかったのですが、もう2つも持っているし、味の方は多少ワインが新鮮かな、という感じでした。

 

 

 

 

 

 

 マルクト教会によってから、横道に入ると、この辺りも木組みの町並みですね、さらに歩いて行くと、大きな皇帝居城の前の広場に出てきました、前庭には2つの騎馬像があります、左はドイツ皇帝ウイルヘルム1世、右は神聖ローマ帝国皇帝フリードリッヒ1世だそうです、坂を上って中に入ると、広い帝国の間には大きな壁画が遺されていました、ときおり観光客が入ってきては説明を聞いて見て回っています、椅子が用意されているし窓からは広場の先に街が見えるので一休みにしました。
 ウルリッヒ礼拝堂が何処にあるのか分からず、受付に聞きに行くと、帝国の間のさらに先にあるそうです、扉を開けると先が続いていました、案内があっても良さそうですが。

 

 

 

 

 

 

 再び街中に戻って、しばし町並みを散策しましたが、木組みの家並みと彫刻の装飾が素晴しいです、所々で傾いているのが歴史を感じさせてくれますね、メイン通りに出たところで駅に向かい、来た道を戻りました、ゴスラーの駅舎や構内は、古い為か冬の弱い陽の下では、くたびれた感じです。

 


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