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  4月22日(火)クライン・マッターホルン 〜 トロッケナー・シュテーク 〜 フーリ

 

 今日も朝起きるとマッターホルンがしっかりと見えている、今日はロープウエイでクライン・マッターホルンに行きます、お決まりの朝食を食べてから、川沿いの道を、展望台に行くロープウエイ乗り場まで歩きました、コンクリートの立派な建物です、建て替えたばかりでしょうか、往復39CHFでした、Matterhorn Expressと書かれた新しい小型のゴンドラが次から次えと回ってきます、フーリ(1864m)の駅で乗換えなのに気が付かず、終点のシュワルツゼー(2583m)まで行ってしまいました、目の前にマッターホルンが聳え立っていますが、今日の目的地ではありません、せっかくだから写真を撮ってから、ロープウエイの管理小屋に行って、切符を見せて聞いてみると、下で乗り換えろと言われました、特に料金は徴収されずに下りのゴンドラに乗せてくれました。

 フーリからやや大型のキャビンに乗り換えて、トロッケナー・ステッグ(2939m)を経由して、氷河の上を渡って、ようやく今日の目的地クライン・マッターホルン(3820m)に到着しました、岩の中の洞窟といった駅で、外に出ると眩しい雪景色が広がっていて、たくさんのスキーヤーが滑っています、ここも見晴らしが良く遠くの山々が見渡せます、ここにも氷河洞窟があり氷の作品が並んでいました。

 天気は良いのですが、少しずつ雲が広がってきたので、トロッケナー・ステッグまで降りる事にしました、途中氷河の上を渡っていくロープウエイからの景色も絶景です、昨日行ったゴルナーグラートも見えています、トロッケナー・ステッグは大きな展望台でテラスには大勢の観光客やスキーヤーで賑わっています、ちょうど目の前にマッターホルンが見えていますが、もう雲が掛かり始めています、ほんとうに写真は朝が勝負なんですね、我々はここで昼食にしました。

マッターホルン・エクスプレス 

クライン・マッターホルンから

 

 麓のツェルマットと、その先の谷間が良く見えています、ときおり雲の影になっています、我々は、さらに下ってフーリまで降りてきました、ここからは先日と同じように、ツムゼー、ブラッテンを通ってハイキングをしながら歩いて行く事にしました、この辺りからは雪も無くハイキングが楽しめます、今日は、振り返るとマッターホルンにも雲が掛かったり消えたりしながら見えています、途中羊さん達が草を食べていたり、マーモットが穴から出ていたりと、短いながらも、けっこう楽しめたミニ・ハイキングでした。


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