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  4月14日(月) ラウターブルンネン 〜 ミューレン 〜 シルトホルン

 

 今日は007で有名なシルトホルンに向かいます、先ずはラウターブルンネンまで往復7.8CHF、BOB鉄道でインターラーケン方向に戻り、ツバイリュチネンで乗り換えです、ホームの前にはBOBのマークを付けた建物がありますが整備工場でしょうか、ほどなく電車が来てラウターブルンネン(796m)に到着です。

 滝を見たいとも思っていたのですが、そのまま地下通路を通ってBLM(Bergbahn Lauterbrunnen Murren)ケーブルカー乗り場へ出てしまいました、新たにミューレンまでの往復きっぷ9.8CHFを買ってケーブルカーに乗ります、登っていくと麓の駅が小さくなっていきます、最後尾には小さな荷物用の車両が付いています、大きな荷物やスキーは、これで運んでしまうのですね。

 グリュチュアルプ(1487m)でBLM登山鉄道に乗り換えてミューレン(1634m)に向かいます、ケーブルカーが着くと電車が待っていて接続しているようです、この電車も景色は、なかなかのものです、今登って来たラウターブルンネンの谷を見下ろし、その向う側の切立った岩壁を見ながら進みます、雪を被った山々も見えるのですが、まだどれがどの山かよく分かりません、この辺りまでは雪も、木立の陰に、ちらほら残っている程度です。

 ミューレンの駅からは街の中を散策しながらロープウエイの駅に向かいます、道端には人形のようにペイントされた消火栓がありました、車が来ないので静かな落ち着いた街です、小さな花も咲き始めています、ロッジの合間を抜けて行くと、LSMSロープウエイ(Schilthornbahn)の駅にでました、シルトホルン往復31.9CHFです。

BOB登山電車

シルトホルンから

 

回転レストランから

ミューレンの街

ベランダから見たアイガー

 けっこう大型のキャビンで中に高度計が、製作会社の広告と一緒に付いています、登って行くに従ってメーターの針が回っていきます、周りの雪山を見渡しながら、どんどん登って行きます、一度乗り換えて、山頂の駅が見えて来ると、もうシルトホルン展望台(2971m)です、ここも360度の展望が開けています、アイガー、メンヒ、ユングフラウ、と説明図が付いているのでやっと分かりました、すごい急斜面ですがスキーで滑り下りる人もいます、我々は、回転レストラン/ピッツ・グロリアで昼食としました。

 帰りはスキーヤーを下に見下ろしながら乗換駅のビルク(2677m)で、展望テラスに出てみました、3山が目の前に見えます、口ばしが黄色いカラスみたいな黒い鳥がたくさん飛んでいます、餌を貰いに来るのか近くの手摺りまで降りてくるのもいました。

 ミューレンの街を散策しながら、今日来た道順を逆に辿って、短い列車の旅を満喫しながら帰ります、途中乗り換え駅のツバイリュチネンではターバンを巻いたインド人の家族と一緒に電車を待ちました、乗り換えた車両が混んでいたのでインド人家族に続いて前の車両に移っていくと、車掌さんに何やら言われて止められました、インド人の青年が混んでいると言うと信用出来ないのかドアを開けて納得したようでした、前の車両はガラガラでした、どういう事だったんでしょう、ちょっと早めにグリンデルワルドヘ帰って来ました、途中で、お世話になった日本語観光案内所に立ち寄ってからホテルに戻ってきました。

 まだ陽も差し込んでいて部屋のベランダから見えるアイガーが綺麗です、時折、岩にへばり付いた雪が音を立てて落ちていきます、今日は洗濯物が早く乾きそうです、ちょっと目立たないようにベランダに干させてもらいました。

 


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