前日へ戻る                          翌日へ

  4月27日(日)インスブルック 〜 ウイーン着 ホテル・ドリント アム オイローパ泊

ウイーン市内

 

 

午後8時でもまだ明るい西駅(上)
9時過ぎではもう真っ暗です(下)

 

 今日は、いよいよインスブルックにもお別れです、最後の目的地のウイーンへ向かいます。
 朝食の後、少しだけ市街を回ってみる事にしましたが、朝早いのと日曜日という事もあってか、静まりかえっていました、マリア・テレジア通りから山の方を見ると、雲が厚く掛かっていて頂は見えませんでした。

 チェックアウトを済ませて駅に向かいます、5番線ホームから山を見ると中腹から上は厚い雲に覆われていますが、麓の方は大丈夫です、時おり陽もさしてきます、反対の太陽の方を見ると、すぐ近くにジャンプ台の塔が見えていました。
 カラフルな列車が止まっています、前後を斜めに赤と白に塗り分けられたシティシャトルと書かれた列車にはOBBオーストリア国鉄の真っ赤な電気機関車が連結作業をしています、リーニエ・ザルツブルグ(LinieSalzburg)と書かれた列車のドアにはザルツブルグ州の紋章が書き込まれています、入れ替え作業を写しているうちに列車が入ってきました、11:27インスブルック発ウイーン行きのEC565です、車内で配られた時刻表によると、西駅に16:35到着となっていますから、今日は半日列車の旅になります。

 乗った車両はコンパートメントでした、6人用の一室に2人で、ゆったりとして発車しました、暫くは我々だけで用意した昼食を食べたりしていましたが、やがて若い女の子がひとり相席となりました、最近はオープン座席の2人がけが多いですが、コンパートメントは後から入るのに少し勇気がいりますね、こちらの人は慣れているのでしょう、会話が出来れば話が出来て楽しいのでしょうが。

 そのうちに彼女が席を外しているうちに、女性の親子連れが2人ドアを開けてきました、ここに、もうひとり居ると言ったのですが通じないようで入って来ました、もっとも6人席だから良いのですが、やがて彼女も戻ってきて、荷物も含めていっきに満席となってしまいました、親子連れも荷物があって悶着していましたが、こんな時は気を利かせて、棚に乗せてあげれば良かったのでしたが、慣れていないので行動出来ませんでした、逆に、床に置いてあるこちらの大きなスーツケースに気を配ってくれてしまいました。

 次の駅で女の子は降りていき、親子連れとはウイーンまで一緒でした、我々が窓の外を眺めているうちは親子でいろいろと喋っていましたが、我々がウトウトしだすと黙って本を読み始めました、この辺りもマナーでしょうか、そうこうしているうちにウイーン西駅に到着です、挨拶を交わして親子と別れると、駅のすぐ横が今日泊まるホテル・ドリントでした。

 ここはバウチャーをだしてチェックインですが、禁煙ルームを希望するとすぐに部屋を変えてくれました、窓を開けるとちょうど西駅が見下ろせる部屋です、駅前(横)で明るくて機能的な感じの良いホテルです、時期はずれだとワンランク上のホテルに安く泊まれるのもメリットですね。

 まだ明るいので市の中心部まで行く事にしました、最初路面電車で行こうとしたのですが、ちょうど細かいお金が足りなくてお札を出したら運転手さんにお釣りが無いと断られてしまいました、切符を買おうとお店を探したのですが見当たらずに地下鉄の駅まで戻って来てしまいました、結局地下鉄のU3で中心部に向かい、前回工事中で足場に覆われて見られなかったブルク劇場に向かいました、夕日を受けたブルク劇場からは大勢の人が出てきています、何かが終了したところのようです。


 前日へ戻る                    翌日へ