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  4月19日(土)ブリーク 〜 ツェルマット着 ホテル・シティ泊

ブリークに停車中のBVZの機関車

 

 

 

 今日はBVZ登山鉄道でツェルマットへ移動です、チェックアウトを済ませて駅に向ったが、時刻表によると次の列車の出発まであと僅かで切符を買っている時間が無さそう、とりあえず駅まで行ってみると、広場のホームに駅員さんがいて、ツェルマットかと聞いてくる、そうだと答え、切符を買えるか聞いてみると、乗れと合図される、そのまま乗り込んで、直ぐに出発するとSBBスイス国鉄の線路と並行して進みます、切符は車内精算で片道34.0CHFでした。

 向かいの山腹にはBLSの線路が並行して登って行きます、来る時に降りてきたのはあそこだったのですね、途中フィスプで国鉄の線路と分かれるとマッター谷に入り、山あいを登っていきます、並行する道路が見え隠れしています、民家の裏庭をかすめて、フィスパ川に沿って幾つかの駅を過ぎると、少し開けてきたらすごいガケ崩れが見えました、岩がごろごろしていますが、線路は大丈夫のようです、昔の山崩れのあとだそうです、テッシュの駅前には、すごく大きな駐車場がありますが、ほとんど車の姿は無くガラガラの状態です、すぐにツェルマット(1620m)に到着しました、出発したブリークが標高671mでしたから約1000m登った事になります。

 駅を出ると、ちょっとした広場になっていました、昼過ぎという時間のせいか空いています、馬車と電気自動車が数台程度、我々は荷物を転がせてホテル・シティを探します、GGB登山鉄道(Gornergrart Bahn)駅の横を通り、マッターフィスパ川を越えたら右に曲がると、ホテル・シティが見えてきました、川沿いの道路に面したロッジ風の建物です、チェックインを済ませて荷物を置いてから、早速、街の散策に出かけました。

 

 ホテルの前から少し戻ると、川に掛かった橋の所では、電気バスが止まりスキーを持った人が乗り降りしています、上にはGGBの鉄橋が掛かっていて電車が走っていきます、小さな電気タクシーが走る線路沿いの道を駅まで戻っていくと、途中にはパン屋さんがあり駅前にはコープもありました。

 駅前には土産物屋やスポーツ用品店が並んでいて、バンホフ通りがメインストリートになります、いろいろなお店があり、有名なホテルも幾つか在ります、進んで行くと教会の前に出ました、マーモットの泉がある広場になっています、定番のお土産屋さんの他に、それぞれ個性があるお店が幾つかあります、この辺りを歩いているうちに、古い高床式のネズミ返しが付いた倉庫も見つけました。

 お店の前のスタンドで焼いていたソーセージとキャベツの酢付けも美味しかったです、今晩はコープでビールを買って、ホテルに帰る途中のパン屋さんでサンドイッチを仕入れて、自分達の部屋で夕食です、ここツェルマットはイースターの休みと重なってしまいホテルの料金が高くなってしまいました、ブリークと順序を入れ替えれば良かったかな。

 

ツェルマットのメイン通り

街の教会 


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