前日へ戻る                          翌日へ

  4月18日(金)ブリーク市内散策 / ベルアルプ

 

 今日は、ブリークの街を散歩します、山が迫っている駅前の通りを進むと、ちょっとした広場に出ました、カフェやレストランが何件も在り、テーブルを出して店仕度を始めています、石造りの建物も重厚な感じで、石畳の道路とマッチしていますね、少し進むと河に出ました、橋の両側に滑車の様な物が付いています、橋のたもとの説明書きによると、洪水になった時に橋を引き上げるようです、この街は以前大洪水に見舞われたそうで、その時の写真もありました、すぐ前の薬屋さんのビルは壁に画がデザインされていて洒落ています。

 お城のような建物が見えますが、これがシュトックアルパーの館です、昔シンプロン峠を整備した豪商の住まいだそうです、昨日ちょっと垣間見た時は、庭に多くの人で賑わっていたのですが、今日は朝だからか誰もいません、館は博物館になっているようですが入れませんでした。

 裏山の坂道を登っていくと、街が見渡せます、近くの教会を幾つか巡ってから、街中に戻ってくると、花屋さんの店先に卵の飾りが目に付きます、イースターが近いからでしょうか、ワインショップがあったりと、洒落た街ですね、ここブリークは、南にシンプロン峠を抜ければイタリア、西にジュネーブ方面へ、東からは氷河急行と東西南北の交通の要所なので、昨日のアレッチ氷河観光の拠点としたのですが、正解でした、雰囲気の良い街です。

 

ブリーク市内

シュトックアルパーの館

市内広場に建つ像

ベルアルプへのロープウエイ

 午後からは近くのベルアルプへ行く事にしました、駅前からバスでブラッテン(1327m)まで行きます、谷あいを登って20分程で到着です、ここからロープウエイに乗り換えて往復8.0CHF、ベルアルプ(2098m)に到着です、山の中腹という感じで、山頂までは未だ少しあるようです、ここもまだスキーが出来るようですが、部分的に溶け掛かっています。

 少し雪の残る山道を、アレッチ氷河の終わりが見える展望台に向けて歩き始めましたが、天気が良いので道がぬかるんでいて大変です、ハイカーやスキーヤーとすれ違ったりして進んで行ったのですが、ここは残念ながら途中で諦めて戻る事にしました、ブラッテンまで戻って街の中を歩きましたが、薄い石のスレートをひいた屋根が印象的でした、どうやって固定しているのでしょう。

 ホテルに戻って夕食ですが、今日で最後なので、いつも食事をしているレストランの隣の趣のある部屋で食事をさせて貰いました、この部屋は壁一面に木の彫刻があって、天井からは大きな木で彫ったふくろうが羽を広げているランプが下がっています、二食付きにしてあったので料理をチョイスする事は出来なかったけれども、美味しい夕食となりました、ワインを飲み過ぎてしまい財布を忘れて来てしまいましたが、わざわざ部屋まで届けてくれました、まったく気付いていなかったのですが、信頼できるマネージャーと黒人のウエイトレスコンビです。

 


 前日へ戻る                    翌日へ