2002.Dec. Denmark/Copenhagen
          & Germany/Munchen のクリスマス  


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 12月3日(火) コペンハーゲン市内

 

聖母教会

このブタは何んで?

フレデリスク教会

 

 

 朝食に降りていくと、食堂はフロントのある一階の通りに面した明るい部屋です、ごく普通のビュッフェ形式でコーヒーとパンにハムとチーズ、自分で切り取る四角いパンも中は柔らかくて美味しい朝食でした。

 部屋に戻って身支度をして、しっかりと使い捨てカイロを付けてから観光に出発です、ホテルを出て角を曲がると昨日見えていたのは、やはり駅でした、階段を昇ると中央駅の構内ですが、冬なので陽が弱いのか薄暗い雰囲気です、レストランや土産物屋、電気製品のお店やコンビニ(スーパー)までありました、ATMを見付けたのでお金を降ろそうと操作したのですが、上手くいかずに表示がよく分からず途中で止めてしまいました、この時はこれが大変な事になるとは気にも止めずにそのまま市内に歩き始めました。

 駅を抜けると、通りの向こうに観光案内所 i があったので幾つかの資料を入手してから、広い通りに沿ってチボリの前からコペンハーゲンコーナーのウインドウを見ながら市庁舎前広場に出てくると大きなクリスマスツリーが一本飾られているだけで、ドイツみたいにマルクト市になってるわけではありませんでした、まだ朝早いのでチボリは開園前だし人通りも少なめです、マクドナルドの横からストロイエ通りに入っていくと、いろいろなお店が続いています、北欧柄のセーターが暖かそうです、広場に出るとミニ市場という感じで野菜を置いている隣に、藁で作ったブタ、どう見てもブタなんだけれども何なんでしょう、子だくさんという事?幸せを呼ぶ意味があるのでしょうか、横に曲がると聖母教会に出てきました、人が入り口に近付くと自動で扉が開きました、寒いので便利ですね、中に入ると暖かくてほっとします、正面には大理石のキリスト像が、両側にも彫像が並んでいて、すっきりとしたネオ・クラッシック様式の内部です、隣はコペンハーゲン大学でした。

 後ろに回って、ラウンドタワーを探しながら歩いていると、小学生位の子供達がワイワイ言いながらウインドーの中のクリスマスのデコレーションを見入っていました、何人かの先生が付き添っています、青い目に栗色の髪と普段見慣れないから人形のように可愛い子供達です、ラウンドタワーは20Dkr、チケットを買ってぐるぐると回りながら昇りました、あいにくと曇空ですが先程の聖母教会や市庁舎の塔が見えていました、そのあと再びストロイエ通りに戻ると大きなデパートのイルムがあります、この頃になると人通りも増えて賑やかになっていました。

 コンゲンス・ニュ広場に出ると冬の風物詩アイススケート場が出来ていて若い人達で賑わっています、もう少し歩いて大きなドームのフレデリスク教会は、彫像が立ち並ぶ素晴らしい内装です、そろそろ正午の衛兵交代の時間になるので、慌てて隣のアマリエンボー宮殿に移動しました。

 

 寒い時期ですが観光客も集まってきました、整理の為の警官も現れて見学の場所を指示し始めましたが言葉は分かりません、少ない観光客の中には陽気なおじさんもいて、警官が指示したラインをわざと越える仕草をする人がいます、警官の方も人差し指でピストルを撃つ格好をして合わせていました、すぐに通りの方から太鼓の音が聞こえて来て、音楽隊が行進してきました、続いて衛兵の一団が来ましたが、冬なのでコートを着ている為に華やかさが今ひとつですね、でも目の前で音楽隊の演奏に合わせて衛兵の交代パレードが進行していくのは迫力ありますね。

 そのあと、港の方向に曲がるとオスロ行きのフェリー乗り場に出ました、大きなDFDSシーウエイズのフェリーが泊まっていましたが、大きくて豪華客船と言っていいような船でした、ニューハウンにはレストランと土産物屋が並んでいます、ひやかしながらコンゲンス・ニュ広場のスケート場に戻り、大きなデパート・マガジンに入るとクリスマス用品の売り場が広い一角を占有していました。

 市庁舎まで戻って中を見学してから、再び中央駅に戻り、ATMを操作したのですが受け付けてくれません、ようやくカードが使用停止になっている事を認識しました、最初から暗証番号を間違って使っていたようです、しかしカードは海外でも使えるように作ったこの一枚しか持って来ていなかったのです、なんという事でしょう、とにかく困りました。

 

アマリエンボー宮殿

DFDSシーウエイズのフェリー


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