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 12月18日(木) ブレーメン市内 

 

(追加情報)
 ハンザ同盟の街ブレーメンのマルクト広場にある市庁舎とローラント像は、2004年に世界文化遺産に選定されました。

 昨日は田舎を巡ったので今日は少し都会の、自由ハンザ都市ブレーメンに行きます、ブレーメンの音楽隊はメルヘン街道の終点だそうですね。
 駅の時刻表を見るとハンブルグはアルトナ始発なので、連日切符を買ってもらってお世話になった中央駅のおじさんには会えません、アルトナ駅の窓口でブレーメン往復2人で64.20EURです、自動販売機だと小型の切符でしたが、今日は窓口で買ったのでいつもの横長の切符を打ち出して紙のケースに入れてくれました、9:31発のICコブレンツ行きを10番線のホームで待ちます、なかなか入線しないで待たされました、ちょうどホームからホテルの部屋が見えています、朝日が差して今日は天気も良さそうです。

 走り出して一時間ほどでブレーメン中央駅に到着、大きな駅で込み合っています、やはり都会の駅ですね、駅前に出ると太陽が出ていますが太陽の位置がずいぶん低いようです、駅の大きな時計では10時50分、もう11時なのに、早朝のようです。

 

 

 

 駅前の大通りを渡って、人の流れにのって歩いて行くと、右手にオランダの風車が見えてきましたが、そちらに行く人は殆どいないから、そのまま真っ直ぐに歩いて行きました。

 ブタの銅像が通りの真ん中に見えてきました、でも何でブタなんだろ、ゼーゲ通りはショッピング街です、観光客が同じ方向に、イルミの下を歩いて行きます、賑やかになって来たと思ったら、マルクトのお店が並びはじめています、リープフラウエン教会はモダンな内部です、丁度、コーラスの練習中のようです。

 

 

 

 

 教会を出てから横に回ると、マルクトのお店に観光客が大勢いて賑わっています、ブレーメンの音楽隊像は脇の目立たない所にありました、広場はマルクトのお店で埋まっていますがローラント像は大きいのですぐ分かります、市庁舎のファザードの彫刻はみごとなものですね、市庁舎の一画ではクリスマスバザールか手工芸品のお店が集まっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 マルクトのお店は広場を埋め尽くして、聖ペトリ大聖堂の前まで続いています、道路だか広場だか分からないほどです、市電のレールがあるのに観光客が平気で歩いています、マルクトの中に路面電車が割り込んで行く感じです。

 なぜか大聖堂の門は閉まっていて観光客が集まっていました、横を歩いて行くと、前の人達が中庭みたいな所に入って行くので、その後に付いていくと大聖堂の中に入ってしまいました、でもこれはヒンシュクものですね、すぐに出て来ました、ごめんなさい。

 

 

 

 

 

 交差点の先に大きな郵便局を見つけたので、切手を買いに寄ってから、マルクト広場に再び戻ってきて、マルクトの中を歩いているうちにベットヒャー通りを見付けたので、入り口の金色に輝く大天使ミカエルのレリーフ(ドラゴンを退治している図でヘットゥガーの作品)を潜って歩いて行きました、ちょっと高級そうなお土産屋さんの間に何故か映画館が、グロッケンシュピール・ハウスのチャイムは鳴り終わった後でした。

 

 

 

 教会の高い塔を見つけると入ってみたくなるので、道路を渡って聖ヨハン教会にも行ってみました、その後川沿いの道路を戻って聖マルティン教会までくると、自転車で出掛けようとしていた女性の方がわざわざ戻ってきて、何時には開けるからと教えてくれました、これから休み時間だったようです、横のヴェーザー川に出ると古い帆船がレストランになって停泊していて、陽のあたる川沿いの道にも人通りがありますね。

 

 

 

 

 

 早めに戻る事にして駅まで来ると、ホームにはハンブルグ行きのメトロノームと書かれた派手な2階建ての列車が停まっていましたが、20分遅れのICが来るのでそちらで帰ることにしました、一番前の運転席の窓からは太陽が見えていたので、中央駅に着いてからSバーンに乗り換えて、港まで行ってみると丁度ハンブルグ港に夕陽が沈むところに間に合いました、対岸のクレーンの間に沈んで赤く染まっていく美しい光景でした。

 その後は、また市庁舎まで戻って大勢の観光客と一緒にグリューワインを飲んで、マルクトの独特の雰囲気を思う存分味わいました。

 


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