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 12月16日(火) 世界遺産の街リューベック市内

 

 バルト海に覇を唱えたハンザ同盟の中心都市リューベックは、1987年に世界文化遺産に選定されています。


 今日はハンザの盟主リューベックへ行きます、一度Sバーンで中央駅に出て、切符を買うので窓口を捜しました、大きな駅構内です、大都会の駅ですね、それらしき所に入ると奥には窓口が、入り口には自動販売機が幾台も並んでいます、係員の人がおしゃべりをしていたので、リューベックはどっちで買うのか聞いてみると、自動販売機の方で買えると言います、操作してくれたけど機械によってはお札が使えません、小銭の持ち合わせが無いので機械を変えてもう一度、さっさと説明しながら、手際良く操作してくれたけど早くて覚えきらない、でも買えたから、とりあえずは良いか、2人往復22.00EURです、お礼を言ってホームを捜しますが、まだ時間があるので駅の中を見て歩く事にしました、見覚えのある、黒いフェースのデンマーク国鉄の列車も入って来ました、列車ごとフェリーで海を渡ってみたかった。

 

 

 

 10:05発REの時刻が近くなってきたのでホームヘ行くと、列車も違う行き先のが停まっているし、それらしき表示も無いので、近くにいた駅員さんに聞いてみるが、何かの作業中なのか忙しそうで、相手をしてくれません、近くで別の人が同じようにリューベック行きを尋ねていました、この列車の次に来るような事を言っていたので暫らく待つと、ホームの案内が変わってすぐに列車が入ってきました、観光客でしょうか年配の方が多いです。

 郊外に出たと思ったらほどなく到着です、大勢の観光客が降りてきてホームは溢れそうですが、皆同じ方向に歩いていきます、人気のある観光地なんですね、今までの山の中と大違いの大都会です、人の流れにのって歩いて行くとホルステン門が見えてきました、広い通りを渡ると門の手前の広場はスケート場になっていて大勢の人達が滑っています、北国では定番ですね、隣では何かの催しが開かれていました。

 

 

 

 ホルステン門は、よく、写真で紹介されているように、少し傾いているような重量感ある建物で、その先の河べりに残っている、レンガ造りの昔の倉庫と共に、歴史を感じさせるものでした。

 通りを少し上った所にある、’漁師の為の’、聖ペトリ教会は閉まっていたので、さらに道路を渡っていくと、市庁舎前のマルクトは大勢の人で賑わっていました、ブライテ通りには若い人が多く、アイスクリーム屋さんやカフェも人がいっぱいです。

 レンガ造りの市庁舎の前にも、お店が並んでいました、隣の’議員と商人の為の’、大きなマリエン教会に入ると、高い身廊に大きなパイプオルガンがありました、天文時計もみごとです、

 

 

 

 

 

 出てからは一度南に向かって、’司教の為の’大聖堂まで歩いて行きましたが、この辺りになると大変静かです、大聖堂の大きな空間は陽が差し込んでいて明るくて、主祭壇の横の袖廊にも大きな彫刻が飾られています、裏手の池を回ってから再びブライテ通りに戻ってきました。

 

 

 

 

 

 

 ブライテ通りを歩きながら、途中でトイレを借りようとデパートに入ったら、見付からずに最上階の飲食店街まで登ってしまいました、建物の中は暖房で暖かいです、出てからは’船乗りの為の’ヤコビ教会まで歩くとすぐ前が昔の船員組合の家です、なるほど、地下がレストランですか、横の広場にも遊園地が出来ていました、その先が聖霊養老院と昔の建物がいくつも残っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 カタリーネン教会は閉まっていましたが、街中を歩きながら戻ってホルステン通りに出ると、坂を下りながら来た道を駅に向かいました。

 


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