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 12月8日(月) ベルリン市内

 

 プロイセン王国の栄光を伝える、ポツダムとベルリンの宮殿群と公園群は、1990年、92年、99年に世界文化遺産に選定されています、又、ベルリンの博物館島は、ドイツ文化遺産の一大結集地として、1999年に世界文化遺産に選定されています。

 朝食を済ませてロビーに降りると、丁度良く姪っ子と出会いました、今日は、先ずツオー駅まで行って、一日乗車券を買います、昨日と同じ100番のバスは、空いていて、眺めの良い2階の最前席に座れました、昨日と同じルートを辿りながら、アレキサンダー広場まで乗って行きます、今日はテレビ塔からスタートです。

 まだ、朝早かったからか、混雑していなくて、直ぐに展望台に昇れました、天気が今ひとつですが、360度の展望です、遠くの方は煙っているようですが、木が多く広大な風景は、都会とは思えない広さです、足元には電車や市電が走っていて、ひとつ先の駅まで見えて、何かの雑誌で見た写真と同じです、夕べ行った遊園地も見えます、結構広い一区画を占めていました。

 

 

 大聖堂方向、大通りの先はティーアガルテンの森。

 

足元を電車が走っていきます。

 

 

昨夜の遊園地も足元に見えます。

 

 

 

 それから隣の、マリエン教会へ歩いていきました、修理中らしく足場に囲まれていましたが、入り口はちゃんと通れるようになっていました、出てからは、道路に沿って隣のベルリン大聖堂まで歩いて行きます、正面に上がって、チケットを買ったのですが、何処が入り口なのか探しているうちに道路まで戻ってしまい、それらしきドアを入ったのですが、どうやら出口の売店から順路を逆に入ってしまったようです。

 階段を昇っていくと礼拝堂に出ましたが、電気がついていて明るくて、素晴しい祭壇に見入ってしまいました、気が付くと人が祭壇を歩いています、ひょっとすると、これから礼拝が始まるのでしょうか、慌てて後ろの出入り口に向かいました、直ぐに扉が閉められています、あやうく取り残されてしまう所でした、横の階段を上がると、中が見える部屋があったので、そこに座り礼拝を見学させて貰いました、パイプオルガンまで聴けて、素晴しい体験ができました、終了すると電気は消されてしまいました、先程が一番良いシャッターチャンスだったようです。

 階段を昇り、天井ドームから外に出ると周りがしっかり見られます、先程のテレビ塔ほど高くはありませんが、ガラス越しでないのが良いです、ベルリンの街はとにかく広いですね、樹が多い事もあって広々とした感じです、ひと回りしてから階段を降りて、先程入ってきた売店から出てきました、結局入り口は通らずじまいでした。

 

 

 

 

 

 

 

 そろそろお腹も空いてきたので、フンボルト大学の向かいのマルクトに入って昼食としました。

 次に、連邦議会議事堂に向かい、バスに乗りました、すぐだから2階に上がらずに、入り口付近できょろきょろしていると、前の席のおばあさんが、何か教えてくれているのですが分かりません、隣のおじいさんが何か言っています、教えても言葉が通じないよ、とでも言っているようです、一方通行でバスの順路が異なるところです、何処でもお年よりは親切ですね、理解出来ないで済みませんでした、私達はブランデンブルク門のところで降りて歩きました。

 連邦議会の入り口には列が出来ていましたが、階段の途中までなので短いそうです、寒い中、各国のおのぼりさん達と一緒に並びました、だんだんと列が進んで、ようやく中に入れましたが、ひとりひとり、荷物チェックから身体検査と、簡単な質問に答えさせられて、ようやく通る事ができました、セキュリティチェックに時間が掛かっているようです、エレベータに乗って、有名なガラスドームのところに来ると、ほどほどの混雑に落ち着いています、案内に沿って回りながら周囲が見渡せますが、昨日と違い天気は良くありませんでした。

 

 

 

 

 

 次に、もうひとつのお薦めの、ベルリンの壁を見に行きます、部分的に残されている壁に沿って、パネルの展示が続いていました、だんだん暗くなってきたので、近くの壁博物館チェックポイントチャーリーに入って、分裂の悲劇を見てきました、若い人が多く、来場者は皆(我々も含めて)真剣に見入っていました、ドイツ語が分かると、涙腺が緩んできてしまうでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 暗くなった通りを、地下鉄の駅を探して、ツオー駅に戻るとクーダム通りはイルミが輝いています、とりわけ明るいのがデパートです、ホテルの近くのカーデーヴェにちょっと寄ってから、夕食は近くの日本食屋さんタカラに入りました、ベルリンは、まだ日本人が少ないそうですが、日本人が居る所、何処にも日本食屋さんはありますね。

 

 

 

 


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